歩行者天国でにぎわう日曜日の銀座通り。
通りがけに何気なく視界に入る白い花。
やや通り過ぎて、まさかなと振り返り引き返す。そこには、ここで咲いているはずのない可憐な白い小さな花がまとまって咲いていた。
まぎれもなく、そばの花だ。
なぜ、銀座のど真ん中のど真ん中、銀座4丁目の銀座通りの花壇に?
そこには意外なことに・・・・・・・・・・
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銀座通りにそばの花が咲いているのは何故か?
突然のことで写真を撮るにもカメラはなく、ケイタイはあっても解像度はイマイチのもの。
そこで翌日の本日デジカメを持って移した画像がコレ↓
そばの根本を見ると明らかに1本の株から生えてきたそばの花。
誰か種でもまいたか?株苗を植えたか?
そもそも、そばの苗自体の生産販売な無いだろう。
●銀座でそばの花が咲く理由
今一度、そばの花の株元を見ればピンクのペチュニアの株元から生えている。
見ると、明らかにポット苗をこの現場で植え込んでいる!
そこで、銀座でそばの花が咲く理由・・・・・・・・
結論!ペチュニアの苗にそばの種が偶然まぎれこんだ。
近くで咲いていたのかもしれない。鳥がそばの実を食べフンになって排泄されたのかもしれないが、でも苗床のそばで、そばの花が咲いていた確率が高い!
であれば、銀座通り沿いの花壇の花のコーディネートは皆同じペチュニア。
他にもそばの種がまぎれこんで咲いている可能性が高い!
さっそく捜索開始だ!
銀座通りに、そばの花の群生は存在する?
推測どおり、他にもそばの花を発見しとりあえず銀座6丁目まで創作した結果。
他に2箇所そばの花を発見しました。
一つはあの4丁目の交差点に同じ様に、ピンクのペチュニアの株元から咲いています。
東京一の目抜き通りに、しかも国際的にも有名なこの交差点の角っこ道行く人達に気づかれることもなくひっそり佇んでいます。
またもう一つは去年オープンし、その名を全国に知らしめた銀座シックスの向かいに同じくピンクのペチュニアの株元からひっそりと顔を出しています。
世界中でもトップを争う賑やかさと華やかさが乱舞している銀座に、儚く咲いています。
場違いにもかかわらず、凛として通行人たちにアピールするように他の花たちと比べても際立って咲いていても、その存在には誰も気づいていない様子でした。
恐らく風が運び込んだ偶然の結果なのかもしれません。
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銀座ではなく、東京でそばの花を見るには!
偶然見かけた銀座のそばの花。
東京でも信州などで見かけるような蕎麦畑が毎年見られる場所があります。
そこは立川にある昭和記念公園です。
夏にはひまわり畑、秋には丘一面に咲くコスモスと白とピンクの花が咲くそばの花。
毎年9月の中旬以降に咲いています。
まぎれ込んで1株だけ咲く銀座のそばの花には儚さが感じられますが、
一面に広がるそば畑は、ここが東京であることを忘れさせます。
毎年行われる花の咲いた後の実の借り入れ時は10月10日です。
昭和記念公園のそばの見頃は9月中旬以降です。
手軽に行ける東京でのそばのお花見です。
年によってそばの開花時期も多少違いはありますので、見頃は確認の電話をいれてからをおすすめします。
●昭和記念公園
住所:〒190-0014 東京都立川市緑町3173
電話:042-528-1751
まとめ
花屋さんでもめったに見かけることのないそばの花。
今週以内であれば銀座でそばの花が見られると思います。
摘むことなく、そっとご覧になってください。
恐らく最初で最後の偶然かと思います。
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