年々サプリメントのTVコマーシャルや
インターネットでの宣伝。CM等が毎日のように目にします。
誰でも名前の知ってる大手の医薬品メーカーから
通販専門の会社までさまざまです。
同じ栄養を含んでいても内容も価格もいろいろです。
いったい何を基準にして購入すれば良いのか
安心できるサプリメントの選び方と
添加物がどれ位入っているか、見分ける方法を調べてみました。
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サプリメントの表示から添加物の割合を判断する!
医薬品ではないサプリメント。
栄養補助食品であり、決められた表示やその見方があります。
まずサプリメントを選ぶ基準、3つのポイント
①「成分」
②「配合量」
③「品質」
以上3点はサプリメントにある表示から読み取れます。
購入前には必ずそこを第一に最低限確認しましょう。
栄養成分の表示にはエネルギー、タンパク質、脂質、炭水化物、ナトリウム
それとそのサプリの一番の売りである成分が
どれくらいの量が含まれているかが、裏面やラベルに表示されています。
粗悪なサプリメントの中には、宣伝で○○が配合と書いていながら
その成分の含有量を記載されていないサプリもあります。
そういったものは問題外なので、購入はしないでください。
それと一番気を付けるのは、どれぐらい入っているかの質量表記の単位です。
ほとんどの場合は単位の違う、gとmgの表記を一緒にしています。
数字が大きくてもmgで、数字が小さくてもg表記になってます。
ほとんどのサプリはメインの栄養成分はmgで、その他の成分はgで表記されています。
0.1gでもそれは100mgのことですし、100mgでも0.1gになります。
表記の単位は注意して、メインの成分がどれ位含まれてるか確認しましょう!
次は成分の配合量と品質です。
これを見るには原材料表示を見ます。
その表示から添加物がどれ位入っているか読み取れます。
パッケージに書かれてる原材料の表記順は
サプリメントに含まれる原材料の重量順に並んでいきます。
例えば下記の写真はブルーベリー(ビルベリー)サプリメントの原材料名ですが
これはメインのビルベリーエキス(ブルーベリーエキス)が最初に表示されてるので
このサプリにはブルーベリーの成分が一番多く含まれてることが分かります。
このような場合は安心ですが1番目にメインの成分が表示されてなく
2番目や3番目に記載されてる場合は、最初に書かれてるのは添加物になりますので
サプリの有効成分の量は、添加物よりも少ないことを意味します。
サプリメントのパッケージに書かれている情報で
最低これぐらいは読み取ることはできます。
しかしこれすらハッキリと表示していないメーカーもあります。
東京都が平成25年に発表した24年度の店頭での調査では
サプリメント45品目中29品目に不適正な表示や広告がありました。
また通販で購入した80品目中78品目が不適正な表示や広告でした。
消費者庁が調べた結果でも食品関連事業者、大手25社を含む173社中
上記の栄養成分表示を明記してたのは、たったの23.9%です!
購入する前はパッケージの裏側は念入りに確認してください。
サプリの表記で分かる天然成分と合成成分
原材料に表記されている成分が
果たして体にどれくらい有効なのかとい問題もあります。
かかれている内容で、天然成分か人工的に作られたものか分かります。
例えば皆さんがよく購入されるサプリメントの代表
ビタミン類の場合でいうと
原材料:ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB₁等に表示されてる場合は
合成のビタミンを使用しています。
天然由来成分配合と表示されていても、化学的に合成されたものです。
コンビニの弁当やペットボトルのお茶等に、表示されてる保存料(ビタミンC)
または(V.C)などと書かれてるあれも同じです。
天然原料を使ってるいる場合は
○○含有酵母などの食べ物などの表記いなっています。
今サプリメントで多く使われる原料は
コストを抑えるために中国を含む海外での製造が多いのです。
サプリは食品の扱いになりますので、原材料が中国でも製造するのが日本の場合は
原産国表示は日本の明記が認められてます。
パッケージに表示しているメーカーはどこもありません。
それでも良心的な?有名なF社ではパッケージには書かれてせんが
ウェブではハッキリとビタミンB₁原産加工地、中国と書かれてました。
まれな例だと思います。
残念ながら価格が安くなるほど有効成分は後の方で
しかも表示から判断すると合成の物がほとんどです。
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サプリメントの添加物は安全か
サプリメントに使われてる添加物は国の認めてる
安全基準をクリアしてれば問題はありません。
製造元がうその表示をしてなければのことですが・・・・・・
しかし有効成分がごくわずかで、ほとんどが添加物のサプリもあります。
そういったサプリを何種類も飲んでいる場合には
健康を目的にサプリを摂取していても、体には不健康なことです。
米国と比べサプリの基準が緩い日本ではなおさらです。
被包剤・調整剤・保存料・賦形剤・増粘剤・崩壊剤などが
名前を変えて添加物は含まれてます。
サプリメント自体が大量に出回ったのがここ10年くらい
こういった添加物がサプリメントだけではなく
他の食品にも含まれてる現在、それに対応する体の臓器には
負担をあまりかけたくないですね。
添加物自体は本来自然界にない物で
体に取り込まれれば異物として臓器が反応します。
栄養学の権威であるワシントン大学のマルクス・マレー博士は
ご自説でこう述べてます。
「ナチュラルでなければ、栄養素は体内で役に立たない。
それは細胞にある受容体が、合成された栄養素の吸収を妨げるからだ。
これは人間がもっている自己防衛本能である。」
サプリメントには残念ながらほとんどが添加物を含み
天然成分でなく人工の合成成分で作られてます。
しかし僅かながら天然成分をメインにして
添加物も必要最低限にしかつっていないサプリもあります。
価格は高価ですが、含まれる有効成分の量で計算すると割安です。
お医者さんがすすめるサプリメントにはそういうものもあります。
まとめ
サプリメントは栄養補助食品・健康補助食品ともいわれ
病気を治す治療薬ではありません。
あくまでも食事で取れにくい栄養成分やミネラルを
補助的に取り込める特化型の食品として考えるべきです。
けして医薬品ではないのです。すなわちこの病気が治るとは
コマーシャル等では宣伝が出来ません。
にもかかわらず年々売り上げが増えているサプリメント
特に体のケアを心配する40代50代以上では
継続してサプリを取り続ける人が増えていきます。
本来は普段の食生活でとっていくものではありますが、今現在の野菜も
40年前位に比べそのミネラル成分が半分以下といわれてます。
あらゆる意味で余裕のない現代に暮らす私たちは
健康を維持するにも、サプリメントは必要なものになっています。
それであれば私たちも粗悪品なサプリメントは、
淘汰すべく買わずに、有効な成分が凝縮しているサプリメントを
積極的に取り入れていきませんか。*´∀`)
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