NHK朝ドラ「なつぞら」の東京編が活況に入っている。
主人公のなつが採用試験を受けた東洋動画のロケ地は、意外なところで、国の重要文化財がならびに建ち関係のある場所です。
そんなロケ地となった場所と、関係の深い建物を紹介します。
スポンサーリンク
朝ドラ「なつぞら」のロケ地と重要文化財
主人公なつが採用試験を受けた、東洋動画のロケ地は池袋の地にある婦人之友社の社屋です。
番組には建物正面からの画像が、ドラマの東洋動画の外観として映っています。
婦人之友社は、羽仁もと子・吉一夫妻が創業した出版社。その後、夫妻で自由学園を創設し当時の建物が、「なつぞら」の東洋動画のロケ地となった婦人之友社の並びに建っています。
現在の自由学園は東京都東久留米市にありますが、池袋の地に建ててられた自由学園明日館は、東京駅の設計に携わたフランク・ロイド・ライドの設計によるもので、現存する貴重な建物で、国の重要文化財となっています。
実際にここでは、主人公のなつが採用試験をうけた東洋動画の本社としての映像のみで、今後ここでの撮影はされないようですが、池袋の繁華街から歩いて5分ほどで来られる立地です。
貴重な建物で見ごたえがあり、統一されたデザインは様式美としてデザインや建築を学ぶ方には大いに参考になる建物と思います。
スポンサーリンク
なつぞらロケ地までのアクセスとおすすめの自由学園明日館
なつぞらにワンカットだけの露出ですが、なつが採用試験を受けた東洋動画のモデルとなった社屋、婦人之友社までのアクセスは池袋駅西口より徒歩5分で行くことができます。
●婦人之友社までのアクセス
池袋駅西口にある芸術劇場の南側に隣接する、池袋警察署、消防署に沿った劇場通りを新宿方面つきあたりを一方通行路に入り、最初の十字路を左に曲がるとすぐ右手にあるのが婦人之友社になります。
ここでおすすめするのは婦人之友社の一角にある、自由学園明日館とその講堂です。
明日館の見学は有料になっていますが、併設されている敷地内の「JMショップ」には無料で入れます。
明日館の中には入れませんが、ショップからは間近で建物を見ることができます。なお、明日館やショップの詳細は直接、案内所までご確認ください。
自由学園明日館
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-31-3
電話:03-3971-7535
ファックス:03-3971-2570
メール:myonichi@jiyu.jp
通常見学:10:00 ─ 16:00(15:30までの入館)
夜間見学:毎月第3金曜日 18:00 ─ 21:00(20:30までの入館)
休日見学:10:00 ─ 17:00(16:30までの入館)
休館日:毎週月曜(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌日)、年末年始
【見学料】
喫茶付見学 :¥600(¥500)
見学のみ:¥400(¥300)
夜間見学・お酒付:¥1000
明日館はフランク・ロイド・ライトの設計によるものですが、隣接する明日館講堂はその弟子の遠藤新が設計したた獲物になります。
貴重な建物で見ごたえがあり、統一されたデザインは様式美としてデザインや建築を学ぶ方には大いに参考になる建物と思います。
春になると、明日館側のソメイヨシノの大木が薄ピンク色の花を咲かせます。
この近くには歩いて5分ぐらいに目白庭園があり、春は桜の花見、秋は紅葉と楽しめます。
まとめ
NHKの朝ドラ「なつぞら」の主人公、なつが入社試験にのぞんだ東洋動画のロケ地が、池袋駅から歩いて5分ぐらいの場所にありその地を紹介しました。
その並びには、世界的に有名なフランク・ロイド・ライトが設計した自由学園明日館があります。
ロケ地の巡礼とともに、大正ロマンが色濃く残る建物もみてまわることをおすすめします。
スポンサーリンク
コメント