恵方巻きという言葉は今は全国区になりました。
最初にこの言葉に接したのは2000年前後のことです。
職場に大阪出身の、口から生まれたような30代後半のおばちゃんが
盛んに節分には恵方巻きを食べるのだと
東京もしくは近辺出身の我らに説いて回ってましたね。
節分の日には豆まきを行うことが当たり前と思ってた時代に
突然の異端発言に、「何を言っとるんじゃ!」
このコチコチの関西弁のオバハンはと思ってました・・・・・・が
今は節分には恵方巻きの時代です。
しかも無言で一気に食べないと、願いことが叶わない無慈悲なルール
何でこんな事を始めたのか気になったので調べてみました。
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恵方巻の由来に無言で食べる意味!
節分の日2月3日に願い事を思い浮かべながら
恵方を向いてのり巻きを無言で丸かじりして食べると
その一年は健康で商売繁盛し願い事が叶う!
つまり祈願成就するというわけです。
こののり巻き、関西では太巻きと呼び
節分に食べるのは、恵方巻きというわけです。
関西のいち行事が全国に広まったのは
1998年にコンビニエンスストアのセブンイレブンが全国展開してから
その後またたく前に他のコンビニや各スーパーも後追いし
一気に全国的な行事になってしまいましたね。
江戸時代の末期に大阪の船場の風習で、商売繁盛を祈願したのが
起源の始まりと言われてます。
巻きずしの「巻く」という言葉が「福を巻き込む」
切らずにそのまま食べるのは「切らずに食べる」ことから
「縁を切らない」という意味合いが言われています。
謎の無言で食べるというのは
福を巻き込んで食べた時に口を開けて喋ってしまったら
福が逃げてしまうという理由があるからです。
元々の2月3日の節分での豆まきの鬼払いは
邪気を払うことで、豆をまく理由として
鬼の目を打つ!「魔目」や魔を滅する「魔滅」から来ています。
無言で食べる「恵方巻き」
鬼は外!福は内!と声を大にして叫ぶ、豆まき
どちらも邪気を追い払い、福を呼び込むということで
所変われば品変わるで面白いですね。
恵方巻きの由来に方角が毎年変わる理由は
恵方巻きを食べる方角が毎年変わるのは
一年ごとにその年の運勢の良い方角が変わるからです。
運勢の良い方角というのは、歳徳神という神様がいらっしゃる方角。
今年2015年の方角、恵方は西南西です。
実はこの方角は毎年決まっていて、順番に回っていくのです。
そのまわり方と言うか決め方は、方位学で決まっています。
方位学の中の陰陽五行思想という中国が起源のものです。
簡単にうと干支にちなんだ方位学で
それに基づいて毎年の恵方を判断します。
恵方の方位は4種類で、毎年順繰りに決まっていくのです。
今年は西南西に進路(顔を向ける)をとれ!ですよ(●≧з≦)
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恵方巻きの由来と具材
あの恵方巻きで食べる具材も
意味や由来があるのです。
何気なくひたすら無言で丸かじりする恵方巻きも
中の具材には、ちゃんとして意味があるんですよ!
あんまり気にもしないし、食べてしまえば関係ないと言わないで
チョットお付き合いを!
恵方巻きの具材は基本7種類です。
基本と書いたのは、今は10種類とかそれ以上入っている
恵方巻きも販売されていますので・・・・・・
ではなぜ7種類かというと
七福神に由来する7つの具材を恵方巻きに使います。
ではその七福神とは
大黒天
毘沙門天
恵比須天
寿老人
福禄寿
弁財天
布袋尊
の以上で特にそれぞれの神様にに合わせた具材というのはありません。
なぜ7つの具材かというと、七福神の縁起を担いだ語呂合わせ?みたいなもので
代表的な具材は↓に記載してみました。
①あなご、うなぎ ②玉子焼き ③しいたけ ④でんぶ ⑤きゅうり
⑥かんぴょう ⑦にんじん、生姜
おおよそこんなところで⑦の具材が色々とバージョンがあって
変わる地域もあるようですが
コレじゃないといけないというのないですね。
美味しく食べられれば良いわけで
時代とともに変わっていく可能性はありますね。
まとめ
節分に食べる恵方巻きがコレほど数年のうちに
全国的に広まったのはそれなりの理由があるようです。
一本丸かじりすればかなりお腹はふくれます。
毎日の献立に悩む主婦にとって、恵方巻きは格好の食事です。
節分という季節行事というか歳事に参加できるし
夕食に悩むことはありません。
ましてや仕事を持っている主婦の方たちには、救いの恵方巻きです。
小さなお子さんには喜ばれることですし
一挙両得?ですが、単なる太巻き、のり巻きと考えれば
チョット価格が高いようなな気もしますが・・・・
それと気軽に当日買えると思っていましたが
コンビニでも予約が必要なんですね、ネットでの予約もあります。
確実に節分の日にゲットするなら予約が必要なんですね。
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