春の七草を使ったお粥を1月7日に食べると
災いを避け無病長寿を得られるという、言い伝えがあります。
このお粥のことを「七草かがゆ」と言います。
春の七草は「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ
スズナ、スズシロ」です。
元は中国からで江戸時代に公式な行事になったそうです。
邪気のお祓いと疫病予防のおまじないとして普及しました。
今では正月料理に疲れた胃腸を休めるためにも
おすすめのお粥料理ですが、野草の苦味が小さなお子さんには苦手で
進んで食べる子はいないと思います。
伝統的な七草粥をお子さんにも喜んでもらえるような
七草粥のレシピを紹介してみます。
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春の七草粥にツナ缶とおモチを入れる
お正月になるとスーパーに七草のセットが売られます。
そのままの定番のおかゆだと、お子さんには苦くて敬遠されてしまいます。
チョットした工夫をしてみましょう。
お子さんが大好きなツナを入れると、食が弾むと思いますよ!
【作り方】
1 お米をといで30分間水につける。
2 土鍋にといだお米とご飯を炊くときの3倍の水を入れて炊く(フタは少しずらす)
※炊くときの注意点→初め強火で、沸騰したら中火にして30分炊く
3 水分がなくなったら火を止めて、細かく刻んだ七草とツナ缶を入れ10分蒸らす。
※ツナ缶は汁ごと入れるようにして下さい。
以上で出来上がりです。
お子さんのおこのみで、塩加減をおしょう油などで調整します。
水の代わりにだし汁を入れてみるのも良いと思います。
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春の七草粥、余ったらチーズを使ってリゾット風に
七草粥が余ってしまった!
お子さんが食べてくれない時の、せっかく作った七草粥を
あきらめずに一工夫して再チャレンジしてみましょう。
まず残った七草粥にコンソメスープと牛乳、チーズを入れて
お子さんが大好きなリゾット風にした七草粥です。
作り方は難しくはまったくありません。
1 余った七草粥に牛乳を入れて沸騰させずに温めます。
2 その時、粉末のコンソメスープの素と粉チーズを入れます。
※コンソメスープが固形の場合は砕いて細かくします。チーズは固形でもOKです。
3 お好みでバターやツナ缶を入れてみるのも良いです。
以上が簡単にできるチーズを入れたリゾット風七草粥です。
あまりにも簡単すぎるレシピですが
きっとお子さんは美味しく食べてくれると思います。
まとめ
最近は七草がゆは一般のご家庭では
あまり食べる機会はありません。
春の七草粥は普通に食べれば苦くて
大人でもすすんで食べようとはしないと思います。
ましてや今の時期は、そんじょそこらに生えてもないし
食べても苦く、けして美味しいと感じる人は少ないと思います。
そうではありますが、食育として小さな子どもたちや
未来の子供たちのために、後世に残したい日本の伝統食です。
ぜひ上記のレシピを参考にして、お子さんに食べてもらいたですね。
またお子さんの好きなモノを使った、オリジナルの七草粥を考案して
美味しく食べられるよう、工夫してつくってみませんか!
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