お正月に飾るしめ縄や正月飾り
飾る日はお正月前の12月28日か30日です。
そして正月飾りを取り外す日は、松の内の1月7日に取りはずして左義長と呼ばれる1月15日の「どんと焼き」で、焼き納めてもらうのが一般的です。
ではその日が無理な場合はどうするか、近くに神社やどんと焼きの場所がないときはどうするのか
都会で多いこんなケースの場合の、しめ縄の処分方法を公開します。
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しめ縄の処分の仕方 どんと焼き以外の方法は
取り外したしめ縄は、神社などの1月15日のどんと焼きで処分をしてもらいますが
都合がつかず1月15がに行けなかったり、近くに神社がない場合はらどうするか?
実は15日ではなくとも神社に納めることはできます。
だいたいの神社では受け取ってもらえますが、事前に確認するのが大事です。
また、神社がお住まいの近くにない場合は!
ゴミの日に出します。
ただ普通にごみ袋に入れて処分するのではなく、それなりの取扱がありますのでご注意して執り行なってください。
●しめ縄をごみの日に出しての処分方法
しめ縄は塩をまいて清めてから、新聞紙やきれいな包装紙に包んで、それだけで他のゴミは一切入れずにゴミ袋に入れて、ゴミの日に出して処分します。
ただし、しめ縄以外の正月飾りでプラスチックなどの不燃物は別に取り外し、不燃物の日に同じように出して下さい。
1月15日までが松の内の方は、前日の14日夜か15日の朝に取り外しましょう。
しめ縄は神様を迎えるために飾り、不浄なものを寄せ付けない結界という意味でもありますので、片付ける時は他のゴミとは一緒に混ぜてはいけないのです。
必ずこれは守ります。
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しめ縄の処分の仕方 どんと焼きの1月15日まで飾って良いの?
そもそも正月の飾り物は、お花も含めてすべての物が飾る期限つまり取り外す日はあります。
ではいつまで飾っていて良いのか?
それは「松の内」まで飾るものです。
じゃー松の内っていつなの?
この松の内が地方によって違いがあります。
元々の松の内というのは小正月の1月15日までを言ってました。
関西はおもに1月15日までを松の内と呼び、関東では1月7日の大正月までを松の内と読んでいます。
おもにというのは、関西でも関東でもその中の地域によっては、また松の内の日が変わってきます。
関西と関東で松の内が違うのは、大げさに言ういうと歴史的な背景があるからです。
正月飾りを取り外すのは
その地方、地域の習慣に合わせた「松の内」で取り外して下さい。
1月7日までが松の内の地域は、前日6日の夜か当日7日の朝が良いですね。
しめ縄の処分 どんと焼きの左義長には福がある!
お正月の行事は飾って終わりではありません。後片付けも大事なお正月の行事です。
どんと焼きでしめ縄や正月飾りなどを焼くことは、飾ってあるものに憑いた年神様をお送りし、無病息災を祈る行事なのです。
このあとかたづけをすることによって
今年の福がやってくるのです。
この焼くことによって出る火で神様を見送り
その火にいろいろな祈りを込めるのが「どんと焼き」がつまり「左義長」です。
お正月の書き初めをどんと焼きにし、燃えた書き初めが高く舞い上がると字が上手になると言われてます。
お子さんなどが書き初めをした時は、それも一緒にどんと焼きに持って行き焼いてもらい
お子さんと一緒に字がうまくなるように祈ってみませんか。(・∀・`)
まとめ
お正月の伝統行事である左義長(どんと焼き)は、これからも残していきたい日本の大切な伝統行事です。
年々と正月飾りをやしめ縄を飾るお家が、段々と少なくなっていくような気がします。
付けたり外したり処分するのが面倒ということなのでしょうか。
どんと焼きに持って行かなくても、清めてそれなりの方法を持ってすれば処分することができます。
何がなんでもどんと焼きと考えずに、今風の処分方法もありますので年の始めの伝統行事として、未来に残していきたいものです。
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