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高齢者が風呂場での転倒を防ぐには!ヒートショック4つの要注意点は

美容・健康

冬の寒さが本格的になる時期は、とくに注意することがあります。
それは每年この時期に起る、お風呂場での死亡事故です。

ヒートショックと呼ばれ、高齢者の方がとくに多く発生します。

お年寄りをかかえる家族は注意が必要で、高齢者の方でも高血圧などの生活習慣病がある人は、とくに気をつけて下さい。

ヒートショックは入浴時の血圧の急激な変化で起こりやすく、それを防ぐためには、まわりの家族が気をつけるポイントが4つあります。

この4つの注意点を守ることで、お風呂場での事故が少なくなります。次に説明しますので、今日からできることは高齢者の方と一緒に取り組んでいきましょう。

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高齢者の風呂場で転倒を防ぐ、家族が注意することは

 
ヒートショックは冬場に多く暖房のきいた部屋から、寒い脱衣所や風呂場に移動してから熱い湯に入ると、血圧がジェットコースターのように、急上昇したり急降下することで起きやすくなります。

この温度の急激な変化をなくすことが、ヒートショックを防ぎ死亡事故をなくすことになります。ではこれをなくすには何に気をつければ良いのか。

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【ヒートショックを防ぐ4つの注意点】

 
1.風呂に入る時間に注意!
2.脱衣所の温度に注意!
3.浴室に入る時の注意!
4.入浴中の湯船の温度に注意!

とくに上の4つの注意点がとても重要です。

1.の風呂に入る時間に注意することは、食事をした直後や深夜は避けることです。
食事をした後は血液が消化器に集まり、胃や腸の消化吸収を助けます。そのため血圧が低くなりやすい。
またや夜が遅くなるにつれ、気温が低下します。血圧が低下する時や気温の引く時間帯は避けるのが良いです。

2.の脱衣所の温度はどこの家庭でも暖房がきいていない場所です。浴室暖房機は費用がかかりますのでヒーターや電気ストーブを設置し肌を直接暖めるようにします。狭いスペースでは天井に取り付ける「ライト&ヒーター」が便利です。

3.の浴室に入る時に注意することは、まず浴室を暖める事です。浴室暖房機がない場合は浴室をシャワーで暖めます。入る前に風呂のフタを開けて暖かくしてからが行なったほうが良いです。また入浴する前に手足に湯をかけて体を暖めますが、注意することは心臓から遠いところからで順々に体を慣らし温めてから湯船に浸かるようにします。

4.の入浴中に気をつけることはお湯の温度で、寒いからといって40℃以上に熱くせずに、38℃~40℃くらいが適温です。湯船に浸かる時間は長くせずに5分くらいまでにし、湯船から出る時はゆっくりと立ち上がります。
湯船の温度が高かったり、急に立ち上がったりすると血圧が急降下する場合があるので絶対に注意することです。

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高齢者が風呂場で転倒する原因は

 
高齢者が特に冬のお風呂場で倒れたりする原因の多くが、急激な温度変化による血圧の急上昇や急降下することで、血管が破れ急性心筋梗塞や意識障害を起こし倒れたりします。湯船の中でうつ伏せに倒れて溺死するケースもあります。

暖かい部屋

寒い脱衣所や浴室

(血圧上昇)

熱い湯船

(一気に血圧下降)

意識障害を起こし転倒や湯船に溺れる

上の流れでヒートショックがおこるわけで、暖かい部屋から寒い脱衣所、風呂場の温度差が最大の原因です。

高齢者の方や高血圧の方の血管は老化や脆くなって、健康な状態ではなく急激な血圧の変化に耐えられずに、破れる危険が大きくなり心筋梗塞で倒れる。とくに冬場は多発します。

2011年の東京都健康長寿医療センター研究所の推計で、同年にヒートショックで入浴中に亡くなった、17,000人中65才以上の方は約8割になったとされる。
なので冬場の年配者の入浴には十分気をつけることだ。

どうしても冬期はリビングなど人のいる場所と脱衣所では温度差があり、その差は10℃前後になるのが一般的ではないかと思います。

暖かい部屋から寒い脱衣所に移動すると、血管は熱を放出させないように血管を収縮させるので血流は早くなり血圧は上がります。この急激な血圧は血管の内壁を傷めやすくなり、入浴する際に急に体を温まりこの時、湯船の温度が高いと収縮していた血管は急にゆるみ拡張し、血圧は急に下がるので脳は貧血気味になり意識障害になる可能性が出て、浴槽で倒れることも出ます。

なので急な温度差にならないように、浴室や脱衣所をヒーターなどの暖房器具を置くことで、温度差をなくす効果は大きくなる。

また高齢者や高血圧の方だけでなく、メタボ気味の人は生活習慣病になりやすく、血管の老化が早い場合が多いので注意しなければなりません。
当然のことですがお酒を飲んだあとでの入浴は避けましょう。

 

まとめ

 
高齢者の方が冬期に起きるヒートショックを予防するには、まわりの家族が注意して気をつけるようにします。

そして大事なことは、他の部屋と脱衣所や浴室の温度差をなくすことで、次の4つにも気をつけていくようにしましょう。

1.風呂に入る時間に注意!
2.脱衣所の温度に注意!
3.浴室に入る時の注意!
4.入浴中の湯船の温度に注意!

以上の4項目を守れば、ヒートショックになる可能性はとても小さくなります。
家族全員で気をつけていきましょう。

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