糖尿病になると血糖値が上がり様々な病気を併発します。
血糖値を抑えることが糖尿病の患者さんの1番のポイントです。
糖尿病と診断されなくとも血糖値が高く悩んでいる方は多く、
暴飲暴食はしなくとも年齢とともに血糖値は上昇傾向になります。
普段の食生活や運動などを取り入れて血糖値をコントロールすることは可能だと思いますが、運動する時間を取らなかったり食べ物の取り方を気にせずして血糖値が上がってしまうことはありますよね。
食べる順番などにあまり意識せずに、普段の食事で血糖値を抑えたいと思う方に
最適な食べ物があります。スーパーなどで販売されていてけして高価なのものではありません。
しかもメタボやダイエットの効果が期待できるそんな食べ物を紹介します!
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糖尿病に効果がある食べ物で、血糖値の上昇を抑える!
血糖値の上昇を抑えることができれば糖尿病にもなりにくく、糖尿病の患者さんでも症状や合併症などを抑えることが出来ます。
そんな血糖値の上昇を抑える食べ物が「もち麦」です。
もち麦とは大麦の中の一種類でお餅のように粘りけのあるもち性の大麦を精麦したものです。それに対して麦とろなどの一般に言われる麦ごはんに使われる麦が「うるち麦」。精麦した大麦をローラーでペッタンコになるまで押しつぶした麦です。
お米も普段食べる「うるち米」とお餅になる「もち米」の違いがあるように大麦も同じように違いがあります。もち麦は粘り気がるという事だけではなく、成分的にもβグルカンという食物繊維がうるち麦より多く含まれています。
その多く含まれている食物繊維が血糖値の上昇を抑える効果があるわけです。
高度成長時の元総理大臣の池田勇人が「貧乏人は麦を食え」と言ったとか言わないとかがありました。ほぼ趣旨は同じで所得の少ない人は麦を多く食べているということを国会で答弁ました。
そのイメージが後年ついてまわり麦ご飯のイメージが悪かった時が続きましたが、近年大麦に含まれる食物繊維が健康のためによく、ダイエットにもメタボにも効果があると見直されています。
そんな大麦の健康効果が世間に認定されるようになりましたが、その大麦のうるち麦よりもβグルカンの食物繊維が多く入った「もち麦」のダイエット効果があって、TVでも取り上げられ話題を呼びもち麦が人気急上昇しています。
また大麦にはセカンドミール効果と言って1回目に食物繊維が豊富な食べ物を摂ると、2回目の食事までも血糖値の上昇を抑える効果があるんです。
それは「うるち麦」よりもベーターグルカンが多く入っている「もち麦」のほうが、血糖値の上昇を抑えるセカンドミール効果が高いことがわかっています。
さらにもち麦の効果として食物繊維が多く含まれていますので、腸内環境を整える作用があり腸の免疫力を高め、糖質などの消化吸収を抑え血糖値の抑制効果だけでなく悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす特徴もありす。
様々な健康効果があるもち麦の食物繊維は玄米よりも多く精麦の違いにもよりますが、25倍もあると言われています。もち米は糖尿病予防だけでなく健康維持のためにも摂りたい食物です。
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糖尿病 効果のある食べ物のもち麦の炊き方
もち麦はスーパーなどでも1パック50グラム詰めで12パック入り1セットで販売されていたり、通販の楽天でもチンするだけのお手軽なもち麦も購入ができます。
もち麦はそれだけ炊いて食べるよりも白米と一緒にブレンドして食べたほうが食べやすく飽きないと思います。ダイエットを期待するのであれば、白米ともち麦の比率は1:1にします。
初めて食べるのであれば白米3に対してしてもち麦が1の3:1にして食べます。
●もち麦のおいしい食べ方
1.お米1合(150g)をとぎ通常と同じ水加減にします。(炊飯器の目盛りどおり)
2.もち麦1パック(50g)入れ、お水を100cc加えます。
3.お米ともち麦を軽くかき混ぜて炊飯器をセットします。
※パック入りのもち麦は水洗いの必要のないものがほとんどです。下記の写真はパックリのもち麦と炊飯器で炊けたもち麦とご飯です。
●もち麦の味
特にもち麦の味は、くせがあるようには食べた感じはしません。玄米などは特有の匂いがありますが、お米とブレンドしているせいか感じられません。
食感はプチプチ感があり楽しんで食べられます。(人によって感じ方は違います)
●ダイエットでもち麦を食べる場合
ダイエットを目的でもち麦を食べる場合は最初からお米ともち麦の比率を1:1せずに3:1か、もっと白米を食べている感覚に近いゆるい比率にして徐々に慣らしてから最終的に1:1の割合に持っていくほうが取り組みやすいのでは
と思います。
もち麦のレシピでサラダの作り方
もち麦はご飯との主食だけでなくサラダにして食べても美味しくいただけます。
普段の食材は生協を利用しており、生協のパルシステムにもち麦サラダのレシピが出ていましたのでそのまま掲載します。
【材料】
・おししいもち麦 1/2カップ
・美味しい水煮ツナフレーク 1缶
・赤・黄パプリカ 各1/4個
・トマト 1/2個
・きゅうり 1/2本
・A酢 大さじ1と1/2
・A塩 適量
・Aこしょう 適量
・Aオリーブオイル 大さじ1と1/2
・塩 小さじ1/2
【作り方】
1.鍋に水(800)ccと塩を入れ、沸騰したら「おいしいもち麦」を加えて15分ゆでてざるに上げ、さっと水で洗い水をきる。
2.ボウルに(1)と汁けをきった「美味しい水煮ツナフレーク」1缶、角切りにした赤・黄パプリカ、トマト、きゅうりを合わせ、Aを加えて会える。
出典:生協パルシステム
もち麦は主食としていただけますが、上記のようにサラダとして作ることも出来ます。またリゾットなどでお米の代わりしても出来ます。
一度炊きあげて冷凍庫で保管しても主食としても副食のおかずとしても利用できます。
まとめ
健康診断などで血糖値が高いことを指摘される方は多いと思います。
そのままのにして放っておくと糖尿病になる危険度も増してきます。
またダイエットを試みても中々体重が落ちない、中性脂肪も多いと悩む方もいちどもち麦を摂ることをおすすめします。
ご飯に入れて食べるだけで効果が期待できますから一度試してみませんか。
またレシピ本もありますので色々工夫して血糖値の上昇を抑えてみましょう。
血糖値が高い人は熱中症対策にスポーツドリンクは飲まないほうが良い?
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