梅の収穫時期になりスーパーの店頭で梅を見かけるようになりました。
梅といえば日本人であればすぐに思い浮かべるのが「梅干し」
おにぎりの具やお弁当のご飯のに定番ですね。
でもほとんどの方はご自分で梅干しを作ることはしないと思います。
私も自分で作ったことはありません。
梅干しを作るにはどうしてもビンやツボがなくてはできませんよね。
狭い我家のキッチン、置き場所としたは流し台の下になりますがそこには
梅酢に梅酒のビンが所狭しと置いてあり、新たに置けるスペースはありません。
そこで色々と調べると瓶やツボがなくても梅干しはできるんです。
どこの家庭にもある、ありきたり物で簡単に梅干しを作ることが・・・・・・
ビンやツボがなくても簡単にできる梅干しの作り方を紹介します。
梅干しを作りたくてもスペースがないという方は参考にしてみてください。
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梅干しの簡単な作り方!家にあるもので直ぐにできる!
梅干しを簡単に作る方法は、だいたいのご家庭にある物です。
それは「ジップロック」などのジッパーが付いたビニール袋で、これを使って簡単に梅干しが作れます。
このタイプのビニール袋を使って梅干しを作ると、ビンや専用の梅干し用のツボなど場所をとるものが無くて作れますし重石も不要ので、スペースが取れにくいご家庭向でも簡単に梅干しが作れます。
ない場合でもスーパーで300円前後で7枚~10枚入りでジップロックやそれに似た類似商品が置いてあります。ビンを置くスペースのないお家では梅干しを作る以外でも、ジップロックは利用価値が
ありますので1セットあれば色々使えて便利です。
それと製造メーカーの旭化成ホームプロダクツ株式会社のHPで
ジップロックを使った梅干しの作り方が掲載されていますので、興味のある方は参考にしてみてください。
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梅干しをジップロックを使って簡単に減塩して作るには
今回梅干し作りに利用したのが、ジップロックの大で7枚入りを使ってみました。
また塩は梅干しを作る場合は粗塩がおすすめです。
そして塩分濃度ですが従来は家庭で作る梅干しは20%~30%ぐらいで保存が効くものでしたが、今市販されている減塩した梅干しは10%の塩分濃度が主流ですが、そこにハチミツなどを添加して食べやすくしています。またさ
らに塩分を3%~5%ぐらいの梅干しも販売されていますが、いずれにしろ塩分濃度を低く抑えていますのでカビなどが発生しやすいため長期の保存であれば冷蔵庫での保管になります。
また減塩した梅干し作りのカビ対策として、焼酎(35°のホワイトリカー)やお酢を使ってカビの発生を抑える方法もあり、焼酎やお酢をそれぞれ単独で使用したものや併用して作ったりします。
一般的な方法では焼酎のみを2/1カップ(100cc)使用したものが多いですが、お酢や焼酎をそれぞれ70cc使ったものなどがあります。
●減塩梅干しを作る時の注意
・梅干しを減塩して作るには塩分の濃度が10%ぐらい。
・長期の保存は冷蔵庫に入れる。
・焼酎(ホワイトリカー)やお酢を使う。
以上になります。
今回梅干し作りに使用した塩は、家にあった「八重山の塩」と
味の素から出ている「やさしお」使ってみました。
「八重山の塩」は沖縄の石垣島名蔵湾の沖から汲み上げた海水を100%使用したもので、化学薬品や添加物を一切使っていない塩。
「やさしお」は食塩相当分量の塩分50%カットし潮味は変わらないと表示されている塩です。
この2種類の塩で15%の塩分濃度にし、ホワイトリカー2/1カップ(100cc)を使って梅干しを作って見ました。
梅干しをジップロックを使用し場所いらずの作り方
ジップロックを使って「八重山の塩」と「やさしお」で2種類の梅干しを作ってみました。
以下材料と作り方のレシピです。参考にしてみてください。
【材料】
・南高梅・・・・・・・・・1kg(500g・500g)
・塩・・・・・・・・・・・・・150g (八重山の塩75g・やさしお75g )
・ジップロック・・・3枚
・焼酎(ホワイトリカー)100cc
【作り方】
1.梅を軽く水洗いし、清潔なふきんで水気を取って乾かす。
2.梅のヘタを爪楊枝で取り除く。
3.ジップロックの内側を焼酎を100cc入れて消毒。
4.梅と塩を交互に入れ、袋の空気をストローなどを使って抜く。
5.塩と焼酎がなじむように毎日袋をひっくり返し空気があれば抜く。
6.4~5日ぐらいで梅酢が上るので梅全体に行き渡るようにし冷暗所に置く。
7.漬け込んで約1ヶ月ぐらいしたら、天気の良い日の3~4天日干して出来上がり。
今回使った南高梅は黄色味がかった熟した梅で、ビニール袋の封を切るとプラムの香りに似た芳香が漂いました。この香りがあれば特にアク抜きの必要はありません。青みが抜けてすでにアクが抜けた状態ですから。
1週間後の梅酢が上がった状態↓
また焼酎をいれて殺菌することで、相乗効果として梅酢が上がりやすくなります。この「梅酢が上がる」という言葉は梅干し作りでひんぱんに使われる言葉で、梅酢が上がるとは梅の中の酸味のある水分が出てくることです。
この梅酢が出てくると梅干しはほぼ成功したも同然で、この梅酢が梅全体にまわるとカビが生えにくくなります。
まとめ
梅干しをはジップロック等などを使えば簡単に家でできます。
ビンやツボ、漬物樽などがなくても作れますのから、置く場所が無くても梅干しは作れます。
今までスペースの問題等で作れなかった人には簡単に梅干しが作れますからおすすめです。
また減塩した梅干しを作る際にカビの問題等も焼酎を使うことでカビの発生を抑制することができます。
塩分等の健康に気をつけている方は参考にして梅干しを作ってみてください。
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