洗濯表示のマークが一新されます。
すべてのマークが変わり
見ただけでは想像がつきにくいマークもあって
理解するのが難解になっています。
これから新しく秋冬物や年明けの春物などの衣類を購入すると
洗濯表示の変更にお気づきになり戸惑うのではないでしょうか。
洗濯する際に気をつけないと、とんだトラブルが発生します。
新しい洗濯表示はいつからか始まるのか?
またとてもわかりにくい洗濯表示のタグの見方を調べてみました。
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洗濯表示の変更はいつから始まるのか!
洗濯表示のマークの変更は
2014年に経済産業省が国際標準化機構(ISO)に合わせることを決定し、
新しく切り変わる洗濯表示は、2016年の12月1日からになります。
今現在使われえいる洗濯表示は1968年にJIS(日本工業規格)で決められた日本独自の表示ですが、12月からは欧州などで普及されているISOの規格に合わせた国際標準規格の表示になります。
現在使われている表示の数は22種類ですが、新しくなって41種類のマークに全て変更されます。
12月1日から導入されますが、11月末の店頭まで販売されていたものは引き続きそのままの表示で販売され、新しいマークの表示のものは順次切りかえ販売されていきます。
出典:www.nikkei.com
洗濯表示の変更で、分かりにくいタグは
洗濯表示が変わっても絵柄で何となく理解ができるものと、説明がないとマークだけでは全く理解できないマークがあります。
一見しただけでは交通標識のようなマークばかりです。
分かりにくいマークは漂白処理とタンブル乾燥に自然乾燥のマークです。
分かりにくくなった理由は洗濯の内容を説明する絵柄がより簡素化され、マークの中に日本語の表示が全てなくなったことが主にその理由です。
新しくなったマークは下記のマークがベースになります。
左からたらいの図柄の「洗濯」、三角の「漂白」、四角の「乾燥」、丸の「クリーニング」と、ここでは表示しませんが見て分かるアイロンマークのアイロン仕上げです。
△□○このマークだけでは何を意味するか分かりにくいですね。
●分かりづらい洗濯表示は
漂白処理というのは従来の塩素系漂白の可否で、フラスコの絵柄がマーク化された物が新しくなり△のマークで表示されます。
タンブル乾燥は新しく追加になった表示でこれは乾燥機の温度の上限と乾燥機の使用不可の表示です。□の中に○が入っている表示になります。
自然乾燥は従来の干し方がさらに詳細になって四角の中に棒が縦横斜めに表示されることで意味合いが変わってきます。
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洗濯表示の分かりにくいタグの見方!トラブルを防ぐには
新しくなった洗濯表示でマークの中に説明の記号が付いています。
それが横棒「-」と「・」の表示で横棒の本数が1本から3本まであり、本数が多いほど弱く洗うようにします。これが間違って覚えやすいので注意しましょう。
横棒は多いほど洗濯は弱くです。
ただし自然乾燥の横棒は意味合いが変わってきます。下図に表示していますが、横棒と縦棒は洗濯された物を表示しており、横棒1本はつり干しする意味で縦棒は平干しする意味合いです。そこに縦と横の棒が2本になると縦2本が、ぬれつり干しがよい。横2本がぬれ平干しよいの表示になります。
自然乾燥だけ棒の意味合いが変わってきますので注意して下さい。
次に点の付いた表示です。
これは点の数が多いほど温度の高さを意味します。「・」の付いている表示はアイロン仕上げとタンブル乾燥です。アイロンは点が最大3つでその表示は底面温度が200℃が限界でアイロン仕上げができる表示です。タンブル乾燥は最大が点が2つでタンブル乾燥ができる排気温度の上限が80℃までの表示になります。
さらに洗濯表示を詳しくお知りなりたい方は、消費者庁から詳細なファイルがPDFで表示されています。
まとめ
洗濯表示が12月から新しくなります。
マークの絵柄で見ても分かりにくいものがあり、
一部とてもわかりにくい洗濯表示をご案内させていただきました。
ここ当分は新旧の洗濯表示の2つでの販売がありますが、
しばらくすれば新しい表示に切り変わります。
注意すべきはご自分で洗濯する時の情報が分からずに洗濯して
大事な衣類が着れなくなったり、はけなくなったりすることです。
上記の消費者庁のファイルを一度確認することをおすすめします。
あなたの大事な衣類を守るためにも!
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