オリーブがガーデニングで人気です。
シルバーグリーンの葉で、地中海をイメージするオリーブ。
最近は食生活や健康目的で、オリーブオイルの使用やその関連した本が書店にあふれ、実際にオリーブオイルで健康を維持している方もいらっしゃいます。
自宅で収穫したオリーブの実から、オイルを採取するのはむづかしいですが、実を料理に使うことはできます。
ただし、オリーブの実をアク抜きする必要があります。そこで今回、簡単なアク抜き方法をご紹介します。
従来方法のオリーブのアク抜き法と違い
一般家庭にあるもので、簡単にアク抜きができます。
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オリーブのアク抜き、今までの方法は
オリーブの実は生のままでは、他の果物みたいに食べられません。
エグく渋柿以上にシブが強く、このシブつまりアクを抜かないと食用として使えません。
シブを取り除くアク抜きは、オリーブやガーデニングの解説本の説明では、ほとんど全部が苛性ソーダを使ったアク抜きや、食塩(岩塩)を使ってアク抜きが説明されてます。
苛性ソーダは劇毒物に指定されてるため、毒劇物を取り扱う資格がないと購入できまん。
そもそも苛性ソーダは市販されてません。
一般的に販売されてない苛性ソーダを、なぜアク抜きで紹介するのか疑問です。
苛性ソーダの次に食塩を使ったアク抜きの紹介が多いです。
私も実際食塩を使って何度かオリーブのアク抜きを試してます。確実にシブが抜けてアク抜きができますが、時間がかかります。
まず食塩を入れ、10日に一回水の入れ替えしながら一か月半、そしてシブみが取れたら、今度は水に入れかえ塩抜きをします。
この間二週間から一か月ぐらいでしょうか。
私の場合、食塩を使ったアク抜きには約2か月かかりました。
もっと早くアクが抜ける方法はないかと、ネットで調べた結果、山菜やワラビなどのアク抜きに使う、身近なものがありました。
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オリーブのアク抜きは重曹で簡単に!
ネットで調べるとワラビなどのあくの強いものは、重層を使ってアク抜きをしているのが紹介されてました。
これはオリーブの実でも、意外と簡単にアク抜きができるのではないかと思い挑戦しました。
結果、重層を使ったアク抜きは、食塩を使ったアク抜きの方法と違い、塩抜きの期間がありませんので、時間を短縮してアク抜きができます。
私の場合はインスタントコーヒー150gビンに、重層を大さじ1杯で、ほぼ一か月ぐらいでアク抜きが出来ました。
塩を使ったアク抜きの半分の期間でオリーブのアク抜きができたのです。
重層は一般の家庭でも良く使われる物ですし
薬局やスーパーでもお安く販売されてます。
ブログではオリーブのアク抜きで検索される方が多く、アク抜きの方法で困っている方が多いようなので、当サイトでもご紹介することにしました。
重層でのオリーブアク抜き方法が、広く浸透するよう普及したいと思ってます。
【楽天】便利な国産の重曹!料理やお菓子作り 野菜のあく抜きに使える
オリーブのガーデニングは楽しみ方色々
オリーブの木は、ホームセンターや園芸店でも取り扱いの量が増え、ガーデニングを楽しむ方に人気のある観葉植物として親しまれてます。
またマンションや戸建でシンボルツリーとしてオリーブの木を育てる方も増え、種類もここ数年でかなりの量になってます。
1種類では実が付きにくいですが
2種類以上あるとオリーブは実を付けやすくなり、ガーデニングの楽しみも増えます。
花が咲き終わって実の成長を楽しめ、オリーブの実色が刻々と変化していく様子も、ガーデニングの愛好者にはたまりません。
冬でもオリーブの葉はあまり落下しませんので1年中のあいだ常緑樹としても楽しめます。
まとめ
身近な植物として楽しめるオリーブの木。
実を付けると、なおいっそう楽しめるのがオリーブです。
あなたも重層を使えば、オリーブのアク抜きは簡単に出来ます。
お庭やベランダに置けば、ガーデニングも楽しめますし、オリーブの実を使った料理もレシピも増えて楽しさも増していきます。
ぜひオリーブ育て、その楽しさを満喫してください。
オリーブの育て方と実が良く付く方法!品種の選び方と組み合わせ!
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コメント
10年程前からオリーブの苗を、数株買い求めましたが、2,3年前から花粉が多くなり始め、ごく僅かですが実がなるようになりました。葉がそよぐ姿に憧れて付き合い始めたとはいえ、寒風と酷暑という都会の厳しさを耐え忍ぶ様は、見上げたものだと思います。潤沢とは言い難い水やりと肥料の与え方も最小限という環境下、300グラム程の実を収穫させてくれました。ところが、収穫の時期を誤り、アク抜きのいい加減さで無に帰してしまいました。早くこのサイトを拝見していたら…来年に向け本気で付き合う覚悟です。(^.^)
yyさん
コメントありがとうございます。
収穫のタイミングが遅かったんですね。アク抜きをして料理にお使いになるなら、9月中旬ぐらいの色づき始めた頃がいいと思いますよ。いわゆる新漬け用に収穫する頃です。
種類によっても同じオリーブの木になった実でも、色づき具合が違ってきますが、私はあまり気にせずに一緒にしてアク抜きをしています。
yyさんの来年のオリーブの収穫と、アク抜きがうまくいくこと願っています。
参考になれば幸いです。頑張ってくださいね!
2本のオリーブの木を鉢で一緒に育てています。
昨年はじめて一本の木に実ができました。塩漬けしましたがカビて失敗。
今年は一本の木に黒褐色実が。少ししわしわしています。今日収穫しました。
もう一方の木には緑のこれぞオリーブっていうパンパンと張った実が。
黒い方の実もおすすめの方法でアク抜きをすると食べられますか?
大田 智子さん
コメントありがとうございます。
オリーブの塩漬けはいつもグリーンからやや赤みがかった実を使っています。
サイトの「オリーブの実 塩漬けの収穫時期とタイミング!利用法は色が目安」のページの写真で言えば、
左から6番目ぐらいまでです。
なので黒い実での塩抜きの経験はありませんが、イタリアでは黒オリーブを塩漬けする場合、
オリーブ1kgに岩塩大さじ7杯ぐらい(お好みで調整)でつけているので、できないことはないと思います。
ですがオリーブの実がシワシワなのが気になります。
経験上オリーブの実は黒色でも、根から水の吸収が悪くなると実まで水分が行き渡りにくくシワシワになります。
シワシワの度合いにもよると思いますが、水やりを多めにすると数日でもとに戻りました。
ただシワシワで戻らなかったオリーブもあり、それはネキリムシでやられた物でした。
すでに収穫されたとのことですが、果物や野菜の水分が抜けたものを数時間、水の中につけておくともとに戻ったりします。
これがオリーブに当てはまるか分かりませんが、私ならダメ元で水につけてからと、シワシワの両方でまず漬けてみて、
結果はどうであれ、来年のための一つのデータとして記録しておきます。
期待に添えないアドバイスで申し訳ありません。
私の場合、今年のオリーブはヒョウでほぼ全滅しました。
来年に再起をかけます。お互いに頑張りましょう!!
我が家のオリーブの木は2本あり、初めて沢山の実をつけてくれました。塩漬けよりも重曹を使って渋抜きに挑戦しようと思っています。
赤黒くなった実から緑の実を一緒にやってみようとおもっています。
浸けるビンは熱湯消毒してからしますが、お湯ではなくて、水でやるのですか?
重曹をお湯で溶かしてから実を入れた方が良いのかな?
細かいところがわからなくて(^^;
明日早速やってみますが、やはり重曹をお湯で溶かしてから実を入れたいと思います。
片岡さん
コメントありがとうございます。
重曹は水よりもお湯のほうが早く溶けます。
私の場合はビンの熱湯消毒はしませんでしたが、行った方が良いですね。
オリーブの量があれば重曹と塩で、ご自身で実際に比較してみるのもおすすめです。
細かいことを言えば、オリーブの色付き具合(完熟度)によっても変わってくると思います。
色々と試して塩抜きを楽しんで下さい。
オリーブの木を植えて、10年になります。5年目くらいに初めて500㌘位の収穫が、あり、毎年、5〜6キロの実が付いています。すでに、2階の屋根より高いので、全てが、収穫できず、鈴なりになっているオリーブを見上げでいます。昨年はオイル作りにも挑戦しましたが、とても大変で、挫折しました❗今年も少しだけ、塩漬けしていますまた、いきなり、簡単酢に漬けてためしているのもあります。種抜き器はどこで買えますか?
また、売っているオリーブのような良い色合いに漬けることは不可能でしょうか?
アラさん
コメントありがとうございます。
オリーブの種抜き器は楽天やアマゾンがで購入できます。
取り扱っている種類も多く、実際に私が昨年購入して試してみました。
詳細はコチラでご覧ください。http://goodlife.jp.net/3431.html
私が購入したものは使っているうちにシリコンが破損してしまいましたので
同じ製品はアラさんのように沢山の量を種抜きするのにはあまりおすすめしません。
購入はレビューをご覧になって参考にすると良いと思います。
オリーブの実が塩漬けにしたものが、東京ではスーパーの成城石井にたくさん売られています。
それを見るとたしかに青々としていますね。
恐らく収穫のタイミングが早く、塩漬けでしているからだと思います。
自分で食べる分には、私はそれほど色にはこだわりませんが、売るとなるとそれは別ですね。
なので早めの収穫と、いかに早くアク抜きするかではないでしょうか。
アラさんは自宅の庭に植えてあるのですね。5〜6キロの実が収穫されるのは羨ましい限りです。
そこでコレだけの量ですから、今後のために塩漬けや種取りも含めて色々方法を変えて試されるのも良いと思いますよ。
その中でご自身にあった方法を選ばれていけば良いのではと思うのですが。
具体的にこの道具とこの方法とお教えできなくて申し訳ありません。
色々と挑戦してみて下さい。