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テレサ・テン没後20年、いま中古レコードが爆買い!?その理由は!

エンタメ

「アジアの歌姫」と呼ばれた歌手、
テレサ・テンが亡くなって5月8日で20年になる。

今だに日本を始めアジア各地での人気が衰えず、
多くのファンに愛されている。

そのテレサ・テンのかつて販売されていた中古レコードが
とある人たちによって、まとめ買いされている。

なぜ、どんな人たちが今レコードを買っているのか
その背景を調べてみた。

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テレサ・テンのレコードをまとめ買いする人たち


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42歳の若さで早世したテレサ・テン。
「つぐない」「時の流れに身をまかせ」「別れの予感」など
ヒット曲も多数あり、カラオケでも数多く歌われてる。

そんなヒット曲が多数入った1970~80年代に発売された中のLPが
ここ数年人気があって全体に品薄状態のようだ。

どうやらまとめ買いしている人たちは中華系の人たち。
出身の台湾だけでなく、大陸からもまとめ買いに来ているようだ。

テレサのレコードはきれいな状態のLPであれば、一枚1万円~3万円で販売されている。
そんな中古LPを爆買いしていく中華系の人たち。

爆買いと言ってもテレサのLPそのものは大量には存在しないので、
あるだけまとめ買いされてるようだ。

電化製品や化粧品はてはお菓子まで爆買いしていく中国の人たちにとって、
日本語盤でしか聞けない曲もあるテレサのLPは、きっと宝の山なのだろう。

テレサは86年の天安門事件の際に政権を批判し、
ながらく中国本土ではテレサの曲は「精神汚染」「退廃的」として排斥され
日中に堂々と聞ける曲ではなかった。

しかし今では桂林にテレサ・テン公園もでき、
2013年には北京で生誕60年記念コンサート開催された。
その北京では現在ファンクラブが活動を開始している。

北京ではテレサ・テンの曲を聴くことは、もはや何の問題もなくなったのだ。
むしろこれからの中台関係を考えると、北京側当局とすれば
中国本土でも人気のあるテレサファンを取り込んだほうが
今後の政権運営にも得策と考えたのかもしれない。

そんな背景にも後押しされた結果が
日本でのテレサの中古レコードが高騰している要因だと思われる。

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テレサ没後20年国内外でさまざまなイベントが


テレサ・テンの命日、
5月8日前後に国内外で様々なイベントが開催される。

下記に2015年5月23日に開催される、
メモリアルコンサートの詳細をまとめてみた。

まず5月6日にはテレサのヒット曲を収めたベスト盤
「テレサ・テン40/40が発売されたり、再発売されるCDも予定されている。

また5月23日には「メモリアルコンサート」が
渋谷公会堂で開かれる。

五木ひろし。伍代夏子、長山洋子、夏川りみなどの実力派の歌手が
テレサのヒット曲を歌いあげていく。

歌以外でも「時の流れに身をまかせての」作詞家、
荒木とよひささんのトークやテレサのステージ衣装の展示もされる。

★テレサ・テン(鄧麗君)メモリアルコンサート
~没20年追悼チャリティ音楽会~

《出演》

司会: 徳光和夫 / 3Dホログラム映像出演: テレサ・テン /
出演: 五木ひろし、荒木とよひさ、伍代夏子、長山洋子、夏川りみ、田川寿美、
エンレイ、内田あかり、王靜、陳佳、他

《公演日・開催時間》

2015年5月23日 14時 / 18:30 (昼夜2公演)

《会場》

渋谷公会堂

《問い合わせ先》

ちけっとぽーと03-5561-9001

 

まとめ


テレサ没後20年、
アジアでは当時と今ではかなり状況が違う。

中国をはじめ韓国や東南アジアの国々の経済が発展し
各国間や日本との繋がりも、かつてのようにはいかない。

政治的摩擦が原因で日本やアジアの国々のあつれきが深まり
それぞれの国の間で生じている。

こんな時こそアジアの各国で愛され続けているテレサの歌で
お互いの国々を結び相互理解を深め、
共存共栄でアジア全体の繁栄にもたらせていけないだろうか。

そうなれば天国のテレサ・テンもきっと喜ぶだろうと思う。

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