百合の花粉が衣服などに付いて困った経験はありませんか。
花が開いたあとの百合の花粉。
衣類などに付いたら最悪のパターンですよね。
服だけでなく手指やキッチン周り、カーペットなどに付いて拭いても水で洗っても落ちないし、
かえってひどくなり困ったことはありませんか。
こんなユリの花粉の汚れが、どなたの家にもある意外なものでキレイに落とせるんですよ!
それを使ったユリに花粉の落とし方や、100均でも販売されているグッズを紹介します。
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ユリの花粉の落とし方!衣服に付いた汚れを落とす意外な物
ユリの花粉が付いて困った時に使う物。
それはガムテープです。
ガムテープは服に付着したユリ花粉はほとんどが落ちます。取れます!
実際に私は毎日のように、ユリだけでなく花の花粉はガムテープを使って取り除いていました。
生花店に勤務していましたので、花粉が服に付くことは日常茶飯事。中でもユリのカサブランカは花粉に粘度があり、洗濯をしてもきれいに落ちません。
ガムテープの粘着力でユリ花粉の100%近くが取り除けます。
100%と言いたいとこですが、花粉の状態によってはすべてが落ちない場合もありますが、おおよそは気にならない程度に、衣服に付いたユリの花粉は落とせます。
ユリの花粉が付いたからといって、クリーニングに出したり染み抜きを頼まなくても、ほとんどの花粉はガムテープでお落とせます。
ユリの花粉の落とし方実践篇
服に付いた花粉は手で払わない!
ユリの花粉が付いたときに注意することは、花粉が付着したところを手などで払わないことです。
払ったり擦ったりすると、花粉が生地の繊維の中に花粉が入り込み取れなくなります。
花粉が衣類に付いたらまず慌てずにガムテープを用意し、花粉が付いたところに粘着部分を当てて、垂直に素早く剥ぎ取るようにして花粉をくっ付けて取り除きます。
画像のようにくるっとリンク状にして、花粉の付いたガムテープをくるくる回し、新しい接着面を花粉に当てて取り除いていきます。
これで驚くほど簡単に花粉が取れてていきます。
花粉が付いたら、早ければ早いほど良いですよ。
ガムテープ以外では、掃除機で吸い取るのも良いのですが、ガムテープのほうが簡単に取れます。
ガムテープを使うときの注意!
写真でも見てもわかる様に、ほとんど花粉は取れています。
ただガムテープでえの花粉を取り除く難点は、服の生地が多少毛羽立ってしまうということです。
綿生地の場合だとほとんど気になりませんが、これが絹などでしたら試したことは無いので、毛羽立ち具合は分かりません。
なので大事な服は注意して行ってください。
ユリの花を飾るときの注意!
ユリの花粉は油成分が入っているので触るとベットリします。
花束などでユリをいただいたら、まずユリのおしべが開かないうちに花粉を取り除きます。
花が開いたばかりの時は花粉がおしべの中に隠れていますので、触っても花粉は手に付きません。温度が高かったり時間が経過するとおしべが開いて花粉が見え始めます。
おしべが見えていても、開いていない状態であれば、おしべから花粉は出ません。開いた花粉もまだそんなに時間が経っていなければ、花粉の粘着力もなく服に付いても取れやすいです。
ちなみに時間が経った衣服に付いた花粉は、クリーニング屋さんに持ち込んでも完璧には落とせないようです。
ユリの花粉を落とすには、ガムテープによる早めの処理がおすすめです。
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ユリの花粉の落とし方、ガムテープ以外の方法は!
ユリの花粉が付いた時ガムテープ以外で取る方法は、ドラッグストアーで販売している「無水エタノール」を使います。
花粉の付いた生地の裏にタオルを敷き、
花粉の付いた生地の上から無水エタノール染み込ませた布で、やさしく軽く叩いてください。
花粉が落ちにくいようでしたら、
エタノールに食器用の中性洗剤をたらし、軽く揉みだすようにして花粉を取り除いてください。
以上、行いましたら再度エタノールを含ませた布で軽く叩いてください。汚れが薄くなったら洗濯をします。
ただこれはいきなり行わずに、
似たような素材の生地で試してから行ってください。
生地によっては汚れが取れない場合もあります。
ユリの花粉は油成分が含まれていますので水では落ちずに、同じ油性の成分で落とすことが出来るのです。
少しでもリスクのある溶剤を使って花粉を落とすより、どの家にもあるガムテープを使って落とす方法が、一番簡単でリスクの少ないユリ花粉の落とし方です。
まとめ
贈答用のギフトでいただいたお花でも
ユリはおしべの花粉が開く前にお取りください。
それでもうっかりして花粉を服に付けてしまったら、ガムテープの粘着力で花粉を取り除いてください。
けして、手で花粉を払わないことです。
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