本ページはプロモーションが含まれています。

におい桜の育て方 花が咲きやすい剪定の方法と植え替えの管理

ガーデニング関連

DSCN1336

8月後半から園芸店などで販売されている「におい桜」。
名前はアッサム匂い桜とかルクリアなどの名前で販売されています。

生産者によってラベルの名前は違ってきますが、同じ花として扱います。

花の色や大きさは違いますが、取り扱いはまったく同じです。
以外と手間がかからず丈夫で長く花が咲いてきます。

ちょっとしたコツでにおい桜を長く楽しめる方法です。
ご自宅でにおい桜を育てている方は参考にしてください。

スポンサーリンク

 

におい桜の育て方の基本は簡単です

 

ルクリアともアッサム匂い桜とも呼ばれるこのお花は、名前の由来通りインドのアッサム地方原産のお花、ルクリア・ピンセアナを改良した植物で、可愛いピンク色のお花が咲きます。

花が咲く期間は9月の後半から12月までの期間です。
この間を上手に管理すれば、お花は次々と咲いていきます。

におい桜は暑さも寒さも苦手な植物です。
9月の前半に出回りますが、この時期のお花は開花間もなく散りやすいです。

品種によっても散りにくい品種もありますが、まだ残暑残る9月の間に咲いた花は、一花が長く咲きません。

花の業界ではこのにおい桜を敬老の日の商品として取り扱いたいので、9月に入るとニオイザクラの種類が園芸店に出まわり始めます。

●におい桜の管理(開花期間中)

【置き場所】

暑さ寒さに弱いので、9月くらいの残暑が残る時期は、室外の午前中日が当たる場所に置きますが、風通しの良い所に置きます。
ベランダなどに置く場合は照り返しに気をつけましょう。

一日中陽が当たる場所に置くと、葉焼けや水切れがおこり萎れる場合があります。
その場合には日陰で全体を新聞紙で包み、水の張ったバケツに30分間浸けると元の状態に戻ります。

この時期で室内で管理するときはなるべく風通しを良くし、閉めきった部屋の中で長時間置かないことです。

外気の温度が25度を下回る頃になれば室外で置きっ放しの管理も可能です。
外気温が15度以下になるようだとお部屋の中に取り込みましょう。

日中の日当たりの良い時期は外に出しても構いません。
12月中であっても風がなく良く晴れていれば外に出しても大丈夫です。

【水やり】

におい桜の水やりは土の表面が乾いたら、下から流れくらいたっぷりと水やりします。その時に受け皿には水を溜めないようにします。水やりは日にちを決めて1日1回とかにせず、基本は土の表面の乾き具合を確認して水やりします。

【肥料】

液体肥料を薄めてあげます。
肥料メーカーやその種類によって薄める濃度は違いますが、仮に500倍の濃度で月に2回ぐらいと表記されていればその倍の1000倍に薄めて月に4回、週一であげましょう。その方が効果はあります。

 

におい桜の花を咲きやすくする剪定方法

 

ここでは、におい桜の開花中での剪定方法です。
におい桜は一度咲いても、上手に管理すれば二度三度お花は年内に咲きます。

一番目の花たちが咲き終わったら、写真のチェックしている花の下で剪定します。
写真でも分かるように、すぐお花の固まりの下から脇枝の芽が出ています。

DSCN2080

DSCN2082

花の集まりの下には脇枝がかなりつき始めていますので、これを上手に育てると先端にお花が咲いていきます。

だいたいお花の集まりは市販されているものだと3~5位の花の集まりがあります。
株によっては一斉に咲くニオイザクラもありますが、
一つ一つの集まりが順々に咲いていくものが多いと思います。

咲き終わった後は二番花も脇枝から順々に伸びていきますので、最初の花が終わった後は、花の下には脇枝はかなり多く付いています。

ある程度全体の形を想定して、枝を間引くと後から伸びる他の花の脇枝も伸びやすくなりますし、全体に一つの花の固まりにつける花数も多少多くなリます。

そのまま自然放置で、成すがままに咲かすのも良いですが、
花や株の負担を減らす意味でも、花数を間引いてしぼるのもひとつの方法です。

スポンサーリンク

におい桜植え替えと花が咲き終わった後の管理方法

 

におい桜は12月いっぱいぐらいまでお花は咲いていきます。
年を超えましたら、咲き終わった花の下を全てカットし剪定します。

置き場所は室内の明るい場所で、暖房のないお部屋がベストです。
それでも室温は5度以下にならない場所で管理します。

水やりに関してはにおい桜の活動は冬の寒さで弱りますから、控えめの乾かし気味に行ないます。

ただし以外とこの時期は乾燥しますので、気が付いた時は干からびていたなんて事のないように目のとまる所で管理してください。

この間の肥料はお礼肥えとして緩効性の固形の肥料をサイズに合わせて置きます。

におい桜を外に出す時期は、桜の花が散った頃になりますが、風の強い時には室内に取り込みましょう。

植え替えは4月の後半ぐらいから行ないます。

土は市販されている、花の培養土で構いませんが水はけを良くするために、下に軽石を敷くか、培養土5に対し赤玉土(小)1を混ぜて使います。

また5月くらいから挿し木でにおい桜を増やす事もできます。

春は日当たりの良い場所に置きますが夏の暑さにはにおい桜は弱いので、照り返しのある場所や直射日光は避けましょう。

9月くらいから液体肥料を前述した割合であげていきます。

におい桜のお花が咲く時期は通常の開花時期になりますから、前年の時より遅くなります。
その時期の気温等で変わってきますが、11月以降の開花が予想されます。

 

まとめ

 

比較的育てやすいにおい桜ですが、購入時の水やりは表面の土が乾いてからたっぷりとあげるようにしてください。

それと液肥を薄めて使うと効果的なので忘れないようにしましょう。

意外と難しい取り扱い管理をウェブ上で言われていますが、

年何の花を長く楽しむコツは、ここに書いたあることを実行していただければそれは可能ですよ!

スポンサーリンク


コメント

  1. 佐藤 留美子 より:

    有難うございます。
    過去 2回ほど枯らし、今回値下品を買いチャレンジしょうかと思い、
    今までの自分の扱い、何が行けなかったか分かりました。

    • noribou より:

      佐藤 留美子さん

      コメントありがとうございます。
      ぜひ参考にしてニオイザクラを育ててみてください。
      寒さと暑さを乗り切れば、きっと花をつけてくれると思います。
      きれいな花が見られると良いですね。

  2. 本田律子 より:

    今年は咲くのがとっても早くて春に咲いてしまいました
    夏は暑すぎるので結局家のなかの風通しのいいところかエアコンの部屋にいます
    剪定もまだしてないですが今してもいいのでしょうか

    • noribou より:

      本田律子さん

      コメントありがとうございます。
      剪定は鉢の大きさとのバランスが悪く安定性に欠けなければ、剪定の必要はないと思います。
      あえて剪定して咲かないリスクを取るよりも、そのままで様子を見たらどうでしょう。
      ただし、枝が伸びてバランスが悪く込み入った状態であれば、水分の蒸散を抑える目的で伸びた新芽の半分ほど剪定しても良いと思います。
      その場合、今年花が咲かないと言うことも想定してください。

      何もよりも今までの常識をくつがえすような高温状態が続く連続の日々は、暑さに弱いニオイザクラは外に出すと枯れてしまう可能性が非常に高いです。
      ですが、日が短くなると花芽を付ける短日性植物のこの花は、涼しくなった時点で外に出さないと花芽を付けないでしょう。
      また春に花が咲いたということは、一足早く花を咲かせたことで栄養分を使いきっているので、緩行性の固形肥料を適量あげたほうが良いですよ。
      今は花を咲かせることを考えるよりも、夏をいかに乗り切るかを第一に考えたほうが良いですね。

  3. 本田律子 より:

    ありがとうございます
    とにかく平成最後の夏は暑すぎて花の終わったニオイザクラは肥料をあげてエアコンの部屋にいます
    もう少し涼しくなったらベランダに出すことにします 夏を越してくれれば来年の花は咲かなくてもいいので大切に育てたいです

  4. タカバヤシ より:

    花も畑も頑張っています。におい桜育ててみようと思っています。寒さに弱いそうですが 地植えは無理でしょうか。ほとんどの花は地植えにしています。鉢が多くてそれに大きな鉢になると持ち運びが大変です。回答願います。

    • noribou より:

      タカバヤシ さん
      コメントありがとうございます。

      ニオイザクラの地植えは可能かということですが、
      お住いの地域がわかりませんが、沖縄や鹿児島以外では地植えは無理だと思います。
      もちろん温室内の地植えは可能だと思いますが。

      最低気温が氷点下になる地域はまず無理です。
      3度から5度ぐらいまでがギリギリではないでしょうか。
      冬の間、リビングの北側(朝日はあたる)で鉢植えを越冬しましたが、最低温度がそこはギリギリ5度ぐらいでした。
      仮に5度以下に下がらない地域であっても、置かれる状況下によっては枯れる可能性もあります。
      それは周りの環境もそうですが、ニオイザクラその物の個体差にもよると思います。
      暑さにも寒さにも弱い品種なので、四季のある日本の殆どの地域ではニオイザクラにあった環境下で育てる必要があります。

      出来ることなら地植えで育てたい。
      そのお気持ち、私にもよくわかります。
      近年温暖化が叫ばれている日本でも、やはりニオイザクラは鉢植えで愛でましょう。

  5. 本田律子 より:

    今年の台風の時に塩害が頭になくいつものようにベランダの東側にまとめて置いていたら初めて塩害にあってしまいました
    とりあえず枯れた葉は取り除きました
    最低気温が15度を下回ってきたので夕方には部屋に入れます
    ほとんど葉が落ちてしまいましたがやはりは冬は薄くても液体肥料はやらない方がいいですかね
    昼間の暖かい時間帯はベランダに出しています

  6. noribou より:

    本田律子 さん
    コメントありがとうございます。

    通常の液肥の倍ぐらいに(500倍であれば1000倍)に薄めて11月中旬ぐらいまであげて下さい。
    緩行性の固形肥料があればそれだけでも良いですよ。 10度以下に下がらなければ外で管理も大丈夫です。

    そういえば近くの公園のイチョウの葉も同じように、東側が茶色く枯れかかった状態になっていました。
    湾岸部から10数キロ離れているはずなのに、風の力はすごいですね。

  7. ケン より:

    大事に育ててるつもりですが花の咲き終わった物を購入しましたが、葉がぽろぽろ落ちてしまい
    まだ葉は付いていますが心配です。原因として何が考えられますか?
    教えていただければ幸いです。宜しくお願いします。

    • noribou より:

      ケンさん
      コメントありがとうございます。

      花の咲き終わったにおい桜私も先日購入しましたよ。
      葉がぽろぽろ落ちた原因ですが、大きな要因として環境が変わったことによるもので
      いくつかの原因が考えられます。

      1 寒さによるもの
      2 水の加減によるもの
      3 濃いめの肥料をあげた
      4 植え替えして根を傷つけた
      5 病害虫の影響

      この5つのうちのどれかではないかと思います。
      ケンさん家の環境が分からないので寒さは関係ないかもしれませんが
      私の住んでいる東京では昨日から急に気温が下がっています。
      最低気温が5~6度前後だと葉の落下が起きやすいです。
      そろそろ家の中の明るく、日の当たる場所に置いた方が良いです。

      水ぎれは鉢を外に置いてあれば、今の時期はあまり関係がないと思いますが
      温かい地域だと萎れる可能性はあります。ですが、いきなりぽろぽろ落ちる可能性は少ないです。

      濃いめの肥料(使用方法を守らない)をあげたり、植え替えしたときに根を傷め葉落ちする可能性はあります。
      後、ねきり虫や病気も考えられます。

      いろいろ可能性を書きましたが、恐らく寒さではないでしょうか。
      葉が落ちても茎が茶色く変色してなく、小さな青い芽(葉)が出ていれば復活の可能性があります。
      その場合は、寒さに当てず室内に取り込み明るい場所に移動してください。
      その際に、エアコンの風が当たらない場所においてください。
      水やりは土の表面が乾いたらあげてくださいね。

      実は私も購入したにおい桜、葉は落ちませんでしたが4本仕立ての1本が枯れてしましました。
      一回り大きい鉢に植え替えしたのですが、きっとその時に根を痛めてしまったのが原因だと思います。
      3本は元気に花芽を付けていますが
      ベランダに置きっぱにしており今日の寒さが心配です。

      以上になりますが、しばらく様子を見てください。

  8. ケン より:

    有難うございました。丁寧に事細かく教えて頂き有難うございました。
    これを、参考にさせて頂きます。