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オリーブの害虫スズメガの幼虫駆除と突然の空からの攻撃で思わぬ被害とは!

オリーブ

オリーブをベランダで育ててもうすでに17年目になります。

その間に害虫に手を煩わされたのは、コガネムシの幼虫(ネキリムシ)ぐらいでした。

がっ、今年初めて、それ以外の害虫の被害にあいました。

また、思いがけなく空から襲ってくる物があり、その波状攻撃で初めてオリーブがだめになりました。

今回それから約2ヶ月以上たちますが、あらためてその被害をお伝えします。

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オリーブの害虫スズメガの幼虫駆除には軍手が必要

 

 

オリーブの異常に気づいたのは、そのスズメガの幼虫の大きさから見れば遅かった。

異変に気づいたのは朝です。

朝の水やり時に鉢の下に3~4ミリの黒い塊があるのに気づきました。

その塊とは幼虫のフンで、過去に枝豆をベランダで育てた時に同じぐらいのフンに気づき幼虫を発見し、今回もそれと同じです。

葉っぱが食い荒らされ、よーく見るとオリーブの葉と同系色のあいつがっ!

スズメガの幼虫です。

写真でも分かるように、上空にピーンとのばした尾っぽのようなものには見覚えがあります。

スズメガの中でもシモフリスズメガの幼虫です。

蛾の幼虫であっても、毛虫ではなく刺される心配はないので駆除には素手でつかんで捨てれば良いわけですが、ためらいがあります。

この手の害虫の駆除にはピンセットか、軍手が一番のおすすめです。

今回私が使ったのは軍手です。

掴んだ時に、スズメガの数ある足がオリーブの幹に吸盤のように吸い付き、胴体に触れた時にはその筋肉質な動きが指に伝わり、なんとも言えない不気味さを感じました。

この手の害虫には殺虫剤の使用ではなく、手で捕殺するのが一番です。

捕殺と言ってもひねり潰すのも後味が悪いので、スーパーの袋に入れ何重にもしばってゴミで処分しました。

今回は樹上で捕まえられますので軍手での処分で大丈夫ですが、虫によっては薬剤散布が有効な虫もいます。

【オリーブの害虫軍手での処分】
・スズメガの幼虫
・ハマキムシ

【薬剤散布】
・オリーブアナアキゾウムシ
(スミチオン乳剤)
・ヘリグロテントウノミハムシ
(オルトラン水和剤・スミチオン乳剤)
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ヘリグロテントウノミハムシはてんとう虫によく似た形態なので、数匹ならば捕殺し大量発生であれば上記の薬剤散布がおすすめです。
ただし、いずれも使用上の注意はよく読んで守って下さい。

害虫の被害に合わないようにするには、絶えずオリーブの様子に注意することで、できれば毎日観察し異常があれば状況に合わせて捕殺などの行動を起こして下さい。

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オリーブの実を襲った空からの異物

 

 

その日は7月18日、pm3時頃です。
午前中は晴れていましたが、3時近くになって雨が降リはじめ、そのうち出窓の上部のガラスに小石が落ちるような音がし、外を見ると大粒のヒョウが降るはじめました。

直径2~3センチ大の氷の塊が襲ってきます。
外に出れば上空からの攻撃で、ケガの恐れがあると感じるほどに氷の砕け散る音が恐怖でした。

この氷の塊がオリーブの実を直撃しました。
1/5ぐらいの実が落下し、オリーブの実全部がヒョウの直撃を受け傷つき全滅状態です。

マヌケなことにその日にオリーブの被害に気が付かず、翌日アジサイの葉がヒョウでボロボロに傷が付いたのを見て、そこで初めてオリーブの被害に気付きました。

下の動画が当日のヒョウが降った情況です。

【東京 駒込】石ころ大のひょう(雹)が川のように道路を流れる ゲリラ豪雨 2017年 Tokyo Japan Summer hail Guerilla Heavy rain 7月18日

ユーチューブの動画を掲載しています。

これで分かるように、ほぼ小石が空から降ってきたと同じ状況ですね。

この状態だと農作物であればかなりの被害になります。

趣味のガーデニングでのオリーブ栽培なので、実質的な被害がありませんが、かなりのショックです。

ただこれを期に屋根のある所でオリーブ育てることはできないので、ヒョウばかりはどうしようもありません。

こういうのを、「青天の霹靂」というのでしょうか。雷ではありませんが、思ってもないことが起きました。

オリーブの根を食い尽くすコガネムシの幼虫対策は100円グッズで!

オリーブの害虫スズメガとアゲハの違いは

 

 

蝶と蛾の違いはあっても幼虫の姿、形にそれほど変わりはないと思います。

大事なオリーブの葉を食い荒らすスズメガの幼虫は、不気味であり毛虫ではないものの直接触る気にはなりません。

同じ幼虫でもオリーブの葉を食い荒らさないけど、同じく育てている柑橘系の植物や、パセリを食い荒らすアゲハの幼虫には不気味さは感じられません。もちろん個人的な感想です。

上の写真はアゲハの幼虫ですが、むしろ可愛く感じるのは自分勝手な感想だと思います。

みかんやパセリを育てている農家の人であれば、けしてそんな思いはないと思います。

オリーブの葉を食われたら、コンチクショウ!不埒な害虫めと思い。

アゲハにはパセリやキンカンの葉が食べつくされても、まだ大きくなっていないこの子達を見ると大丈夫かと心配し、パセリや柑橘系の植物を買いに走る自分はいったい何だろうと思います。

コレって、虫差別なのでしょうか。ワームハラスメント!!????

どちらも人への攻撃はありませんが、こんな思いに駆られるのは成虫になって昼間に軽やかに舞うチョウと、夜、壁にじっとへばりつくガトの違いからでしょうか。

この写真は今夏、松本の牛久川上流に舞い降りたカラスアゲハです。

この色の神秘さを見ると、違うアゲハチョウではありますが、幼虫から美しい蝶になって無事に飛び立っていってほしいと思うのはえこひいきでしょうか。

 

まとめ

 

 

オリーブの葉が、今年始めてスズメガの幼虫に食い荒らされました。

気がついた時にはかなり食われてたので、気付くのが遅かったです。

コガネムシの幼虫に、根を食い荒らされるのも同じく、常日頃のオリーブの観察が重要で細かなことに早く気づけば、被害は最小に抑えることができます。

ヒョウばかりはどうしようもありませんが、虫も生きるのが必死なので、オリーブ愛好者はその成長期には注意しましょう。

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