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オリーブの収穫時期 実の色で塩漬けのタイミングが早わかり!

オリーブ

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オリーブをガーデニングで育てる楽しみの一つに、実を収穫して利用するということがあります。

でも初めての方にとって、オリーブをどのタイミングで収穫するのか。
またどういう利用方法があるのかも分からないと思います。

そんなオリーブのガーデニングビギナーの方に、オリーブの収穫の時期と利用法を紹介します。

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オリーブの塩漬け収穫時期とそのタイミングは

 

オリーブの実は種類と生育場所、その時の気候によっても色付き具合が変わってきます。

また種類によって色づき具合の時期も多少異なります。それは同じ種類であっても、育った環境や実の付く場所によっても違います。

なので収穫はお使いの用途による、オリーブの色で判断します。

いつぐらいからオリーブの実の色が変わっていくかというと、9月から10月上旬の間ぐらいで、色合いがきれいなグリーンの緑色からえんじ色、暗褐色から黒褐色の黒に近い色に変わっていきます。

色の変化は自宅で収穫したオリーブを色のグラデーションで並べてみました。
これはオリーブの成熟度のカラースケールになります。

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●オリーブの実を塩漬けする時の色合いは

ご家庭での一般的なオリーブの利用法は塩漬けです。

上のカラースケールで言えば左から1番目から5番目ぐらいまでが、おすすめするオリーブの塩漬けの収穫のタイミングです。

この塩漬けというのはオリーブのアク抜きも一緒に兼ねています。

オリーブを塩に漬け込むことでアクを抜いていきます。つまり塩漬けはアク抜きも兼ねることになるわけです。

本場のイタリアでは、黒オリーブの実の塩漬けもありますが、保存が効き漬けやすいのは上記の1から5ぐらいまでが、オリーブの塩漬けが一番しやすい時期になります。

●オリーブの塩漬けによるアク抜き

オリーブ実を利用するにはアク抜きは欠かせません。

アク抜きをするには他の食材と違って少々手間がかかります。

よく解説されているのが苛性ソーダを使った方法や、一般的な塩を使ってのアク抜きです。苛性ソーダは水酸化ナトリウムの事で、薬局ではほとんど販売されていませんので入手は困難です。

なので食塩を使って渋抜きしたり、重曹を使ってオリーブの渋抜きをします。

重曹を使うと意外と楽で、当サイトでも↓で、ご紹介していますので参考にして下さい。
オリーブのあく抜き、自宅で簡単にできるアク抜き方法!

オリーブの本場イタリアでは保存食として、岩塩を使ってのオリーブの渋抜きをしたりしています。岩塩は食塩と違いミネラル成分が入っているので、漬かった後の味に違いが出てくるのでしょう。

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オリーブの塩漬け 簡単レシピ

 

オリーブの利用法によって収穫する時期は変わります。

塩漬けにするなら上記のオリーブの色で左から1番めから5番目になりますが、
黒オリーブ漬けにするなら、9番目から10番目を利用します。

また塩漬けした後の利用法としては、オリーブオイル漬けです。

収穫したオリーブを直接オリーブオイルで漬け込むわけではなく、完全に渋を抜いた後でオリーブオイルに漬け込みます。

自宅にオリーブの木がなかったり、実が収穫できなくてもアク抜きをしたオリーブの実は販売されていますので、興味のある方はチャレンジしてみてはどうでしょう。

スーパーの成城石井に何種類か販売していました。作り方は簡単なのでレシピをご紹介します。

●オリーブのオイル漬け

【材料】

グリーンオリーブ  300g
ニンニク      2片
唐辛子       1本
オリーブオイル   適量
ビン        1個

※お好みでハーブ(バジル、タイム)なども入れる事も

【作り方】

1.オリーブの種を抜く(塩漬けしたアクのないオリーブ)
2.ニンニクをスライスし唐辛子を輪切りにする
3.ビンの中に1と2を入れる
4.ビンの中に全体が隠れる程度のオリーブオイルを加える。

作り方はとても簡単なので難しくないと思います。

即席で食べることも可能ですが、一週間ぐらい待ったほうがニンニクなどの味がほどよくまじります。

一から作るの楽しむならばオリーブの木を植えて、収穫して渋抜きをするとこから始めるのが良いですが、食を重視するならば渋抜きがされているオリーブも販売されていますので、それを使えば時間短縮ができます。

でき上がったオリーブのオイル漬けはそれだけでも美味しいですが、
サラダやパスタ、スパゲッティーなどに使って調理すれば本場の味が堪能できると思いますよ!

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まとめ

オリーブは渋抜きをしてからでないと利用できないのが難点ですが、これをクリアすればいろいろな料理に使うことができます。

渋抜きは塩と重曹を使うと時間はかかりますが自宅でオリーブの渋抜きができます。

オリーブは育てたり、実を収穫する楽しみがあり、また実を利用していろいろな料理を作る楽しみもあります。

ガーデニングに興味がある方ならオリーブを育て、実を付けることからはじめてみませんか。

オリーブのアク抜き 苛性ソーダ以外で重曹よりも早いアク抜き方法!

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コメント

  1. iris より:

    こんにちは
    ベランダで実ったオリーブを初めてアク抜きしてみようと思います。
    重曹に浸けてから、そのまま密閉容器に入れて冷蔵庫に放置しておいて大丈夫ですか?
    1週間ごとに水を入れ替えたり重曹を足したりする必要はありますか?
    お時間あるときにお返事よろしくお願いします!

    • noribou より:

      irisさん

      コメントありがとうございます。返信が遅くなり申し訳ありません。
      重曹でアク抜きすると、一週間放置で茶色のアクが出てきます。
      私の場合一ヶ月はそのままの状態でした。

      試してはないですが、一週間か10日ぐらいの目安で交換したほうが多少早めに渋は抜けるかもしれません。
      私は試す機会を今年はアクシデントでなくなりましたが、irisさんは時間に余裕があれば試してみて下さい。
      その結果、アク抜きが遅くなることは絶対にないと思います。

  2. berry より:

    こんにちは

    、えて10年目、やっと実が付き、拝見したブログを参考に
    重曹水に着けているところです。

    10日目で、重曹水は取替えました。最終的には塩につけたいのですが、
    これからどのような作業をしたらよろしいでしょうか。
    お時間のある時で結構ですので、お返事いただければ嬉しいです。

    • noribou より:

      berryさん
      コメントありがとうございます。

      オリーブのアク抜きは塩漬けよりも、重曹水に漬けたほうが早くアクが抜けますが
      保存期間を考えると、その後に塩漬けにしたほうが良いと思います。
      そのタイミングですが、私の場合は収穫量が少ないので塩漬け前にほとんど食べてしまいます。
      なので実体験でのアドバイスはできませんが、漬け込んでからアクが抜ける一ヶ月前後が目安になると思います。
      完全にアクが抜けきる前でも、すぐに賞味しなければもっと早くてもかまわないと思います。

      オリーブの実で色々とアク抜き以外でも、試してみたいことが多いのですが
      実がたくさん取れるわけではないので毎年苦労しています。
      今年こそはと意気込んでいたのですが、青天の霹靂といいますか
      7月後半の突然のヒョウの被害で落下したり、ひどく傷ついたりしてダメになりました。

      なのでberryさんが羨ましく思います。
      ぜひアク抜きを成功して美味しいオリーブの実を味わってみて下さい。