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ブルーベリーが実がつかない理由!実行すれば実が付く栽培方法とは

ガーデニング関連

ブルーベリーの実を付けるには、違う品種を一緒に育てる必要があります。

違う品種が一緒でもブルーベリーの実がならない場合は、組み合わせが原因と考えられます。

実をつけるための品種の組み合わせや、重要な土、受粉には何が必要紹介します。

 

決して難しくないブルーベリーの育て方。

自宅で収穫したブルーベリーで、あなたもジャムづくりや、ヨーグルトに入れて楽しんでみませんか

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ブルーベリーの実をつける品種の組み合わせ

 

ブルーベリーの実を付けるには!

ブルーベリーはいくつかの系統に分かれますが、国内で販売されている系統のほとんどがラビットアイ系とハイブッシュ系です。

ブルーベリーの育て方で実を付ける最大のポイントは、同じ系統の品種を2種類以上で一緒に育てることです。

つまりラビットアイ系ならばその品種を2品種以上がある。

ハイブッシュ系ならば同じく2品種以上ある事が必要です。

ブルーベリーは同一品種、1本の木だけでは受粉結実しにくいのです。

とくにラビットアイ系はその傾向が大変強く、同じ系統の多品種の花粉でないと受粉しません。

これに比べハイブッシュ系のブルーベリーは同一品種でも見は付きやすいのですが、ブルーベリーの収量を多くするには、同じくハイブッシュ系の多品種が必要です。

ブルーベリーはオリーブと同じく自家不親和性といって、単独の品種では受精しにくく結実しにくいのです。

●ラビットアイ系とハイブッシュ系の違い

ラビットアイ系 ⇒ 暖地性のブルーベリー(九州から関東ぐらいまで)
ハイブッシュ系⇒ 寒冷地で育つブルーベリー(東北から北海道)

暖かい地方で育つのに適するのがラビットアイ系で、寒冷地で育ちやすいのがハイブッシュ系のブルーベリーです。

これは温度によるので暖地でも夏場の温度が低い高冷地栽培では、ハイブッシュ系でも栽培は可能です。

ただしラビットアイ系は東北や北海道での栽培には向きません。

●ラビットアイ系とハイブッシュ系の主な品種

ラビットアイ系 ⇒ ホームベル、ウッダード、ティーフブルー、ベッキーブルー、クライマックス
ハイブッシュ系⇒ ウェイマウス、コリンズ、ブルーレイ、アーリーブルー

この同じ系列の品種の組み合わせで、ブルーベリーを合わせて下さい。

ただしひとつの鉢で2種類を混植するのではなく、単独の鉢に別々の一つの品種を植えて育てて下さい。

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ブルーベリーの育て方と実を付ける土

 

ブルーベリーが他の植物と違う最大の特徴は
『ブルーベリーは酸性土壌が大好き』

そのペーハー(ph)値は4.0~5.2ぐらいが良く育ちます。

ラビットアイ系 ⇒ 最適ph値4.5~5.5
ハイブッシュ系 ⇒ 最適ph値4.3~4.8

いずれにしろ酸性度が強くないとブルーべりは育ちにくいので、実もつきにくくなります。

●ブルーべりの育て方の注意点!

ブルーベリーは上記のように酸性度の強い培養土が必要なので、そのための土作りが大切です。

簡単にブルーベリーを植え替えるには専用のブルーベリー培養土がおすすめです。

この培養土ですとペーハー調整がしてありますので、このブルーベリー専用の培養土一つで植え替えが可能です。

自分で培養土を作るならば下記のように土をブレンドします。

ピートモス4:鹿沼土3:腐葉土3
この割合でブルーベリーの培養土を作ります。

ブルーベリーは有機物が多く酸性土で保水性と排水性の良い土壌を好みますので、上記を参考にするとブルーベリーに最適な培養土ができます。

またブルーベリーの根は浅く張っていくので、乾燥には極端に弱いです。

これを防ぐための方法が、有機物によるマルチングです。

マルチングというのは鉢の上部の土を覆って土の乾燥を防ぐことです。

腐葉土や落ち葉やワラなどを鉢植えに置き乾燥を防ぐ必要があります。

鉢植えでも水分の蒸散を抑えるにはマルチングの厚さは、3センチから5センチ以上にして上げると効果は出ます。

ブルーベリーが実を付ける為の受粉に必要なのは

 

ブルーベリー虫媒花といって受粉には虫が必要です。

花が咲けば虫が寄ってきて受粉を手伝ってくれますが、このところ世界的にミツバチの減少で作物への影響が懸念されています。

日本国内でもやはりミツバチが少なくなっています。

ブルーベリーの受粉にはミツバチ以外でもアブやハエ、他の昆虫も受粉には一役買っています。

それでも虫が集まりにくく受粉しにくいかもしれませんので、人の手によるに授粉させる人工授粉の方法があります。

ブルーベリーはツツジの仲間ですから花はすずらんのように釣鐘状に咲くので、穂先の細い筆か、綿棒でチョンチョンと受粉作業をしていきます。

もちろん違う同系の多品種の花粉を穂先につけての受粉作業です。

そんな面倒くさい事が嫌な方には、とにかくハチなどの虫を呼び寄せるために、ブルーベリーの咲く時期に合わせて花鉢をまわりに集めておきます。

この時期であればパンジーとか色々と春の花鉢は出まわっていますので、ブルーベリーが咲き出す前から、春の花鉢を集めておきましょう。

 

ブルーベリーの育て方 鉢植えに実をつけるサッカーとシュート


ブルーベリーの鉢植えの場合は単独で1本の木の鉢が多いですが、地植えの場合だと、ブッシュ状になって数本の枝が地上部から出ています。

このブッシュ状の塊の地下茎から伸びて地上部に出る伸びた枝をサッカーと呼びます。

また鉢植えの木に、ビヨーンと伸びた枝がシュートです。

一般的に樹の枝から伸びた枝を徒長枝と言って他の果樹栽培では切り落とします。

ブルーベリーはこの枝に来年以降に花芽が付きますので、切り落とさずにして夏に枝の先端を3分の1に剪定し、来年以降に花を咲かせ実を付けさせます。

地植えの場合はサッカーは切り取りますが、鉢植えのブルーベリーはサッカー自体が出にくいのでシュートが出たら、枝が混み合わない程度に剪定します。

シュートも鉢植えでは混み合うほども出てこないと思いますので、伸びたシュートは大切にし、枝を新しく更新していきます。

ブルーベリーの枝は5年以上経つと実の収量が少なくなってきますから、新しく伸びたシュートを常に更新していく必要があります。

 

まとめ

 

ブルーベリーの実が付かないのはいくつかの理由があります。

ここで説明したことを実行していただければ実は付いていきます。

自宅でブルーベリーを育てると、ヨーグルトに入れて食べたり、サラダに入れたりして夏の食感を楽しみましょう。

また秋から冬にかけての紅葉もブルーベリーは美しいですよ。

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